抜き加工の考え方|印刷の製本・加工情報が満載のペーパーパーク

 

抜き加工を行う場合、どのような抜き方をしたいかによってその方法が異なります。 きめ細かく繊細な抜きが可能なレーザーカットや耐久性の高いトムソン型での抜き加工など、目的となる表現に対して適切な抜き加工の方法を選択しなければなりません。

抜き加工考え方

微細なカッティングもお任せ!レーザーカット

現在の抜き加工で最も繊細な抜きが可能な「レーザーカット」。レーザー光線によって焼き切ることでカットするため、非常に細かく、美麗な抜き加工ができます。円や曲線・点線など抜きの形にもこだわらず自由にカットできるのが魅力です。

  • ●メリット

    • ◆レーザーで焼き切るため極めて細かいカットも可能。
    • ◆型を使わないため小ロットも得意。
    • ◆紙の途中まで切るハーフカットも出来る。
  • ●デメリット

    • ◆紙の種類や厚.みによってカット時に焼きコゲがつくことがある。
    • ◆一枚をカットするのに時間がかかるので多量への対応が苦手。

抜きの定番!大ロットもお任せのトムソン型

抜き型として代表的なトムソン型。木型に埋められた刃を押しつけることによって紙を目的の形に抜く方法です。抜き型のことを「トムソン」と呼びます。機械の種類から「オートン」「シリンダー」「ビク」「ダイカット」と呼ばれ、機械によっても抜きの得意・不得意があります。

  • ●メリット

    • ◆折り目をつける「筋押し」も可能。
    • ◆型代が安く、刃の自由度が高いのでロット、加工方法への守備範囲が広い。
    • ◆刃が切れなくなっても木枠はのこして刃だけを交換すれば良いので比較的安価で交換できる。
    • ◆制限はあるが、型の修正が可能。
  • ●デメリット

    • ◆鋭い角度や狭い幅を抜くのは苦手。
    • ◆ゴム付けなど、職人のノウハウによって仕上がりが左右される。
  • トムソン型01
  • トムソン型02
  • トムソン型03
  • レーザーカット04

細かな抜きもお手の物!腐食型

金属を腐食して作る腐食型はトムソン型が苦手な細かい抜きに対応できます。曲線や鋭角の抜きにも対応することができるためトムソン型が苦手な細かい抜き、小さい抜きを行う際は腐食型で行うのが一般的です。

  • ●メリット

    • ◆直径1mm以下の細かい抜きにも対応。
    • ◆トムソン型と合わせて使うことが可能。
  • ●デメリット

    • ◆細かい抜きのため抜きカスが発生してしまい、カス取りが必要に。
    • ◆分厚い紙を抜くのは苦手。
    • ◆耐久性が低く、大量の抜きには向かない。

分厚い冊子も1発で打ち抜く鋼型

製本したあとから抜きたい、枚数の多いものを一気に抜きたいという場合は「ブッシュ抜き」「ポンス抜き」という鋼型を使った抜きが向いています。ポンス抜きは大量ページの冊子などを打ち抜くのに向いており、ブッシュ抜きはさらに1枚からでも抜くことができます。

  • ●メリット

    • ◆型の耐久性に優れてるので大量ロットでも刃が駄目にならない。
    • ◆紙を多量に重ねた状態でも全てを綺麗に抜くことが出来る。
  • ●デメリット

    • ◆専用の型を作るので型代が高くつく。
    • ◆細かな形状を抜くのは苦手。
    • ◆紙によって断面が変わるので紙の選定が重要。

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